
学校生活の楽しみのひとつに給食があります。
高級ブランド牛や蟹など、その地域の特産品が献立に上ることもあり、
テレビのニュースで取り上げられることも少なくありません。
「全国学校給食甲子園」なるものも開催されており、公式サイトでは出場校のレシピも掲載され、学校給食はもはや料理のジャンルのひとつとして確立しているのかもしれません。
また海外からは、日本の学校給食の質の高さや、給食という時間が「食事と栄養の教育の場」であるという面も高く評価されているようです。
日本における学校給食の歴史は、明治22年に山形県鶴岡町の私立忠愛小学校で、貧困児童を対象に無料で学校給食を実施したのが起源とされています。
(全国学校給食会連合会ホームページより)
おにぎり、塩鮭、漬物といったメニューだったようで、お腹を空かせていた子どもたちにとっては大御馳走だったことでしょう。
昨今のクッキング系サイトの充実もあってか、学校給食メニューを公開している市町村も多くあるようで、筆者の地元春日部でもクックパッドにレシピを掲載しています。(https://cookpad.com/kitchen/12341087)
筆者も中学校の支援員をしていた1年半、おいしい給食を堪能しました。
個人的なベスト3は「ささみのレモン煮」「ビビンバ」「青菜とかんぴょうの和え物」です。
筆者が単に食いしん坊だからかもしれませんが、給食がおいしいと学校へ行くモチベーションも少し変わってくるように思います。
(もちろん生徒だけでなく先生も)
また、当たり前に行っている、配膳・食前食後の挨拶・後片付けの一連の流れが、実は美しい食習慣を育んでいることも忘れてはなりません。
1日3食のうちの1食ですが、学校給食が担っている役割は決して小さくはないのです。
※指導員コラムの筆者はとある校舎の指導員が作成させていただいています。
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