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【指導員コラム】不安にさせない言葉がけ

教室でのある一コマです。

お母さんのフィードバックを待っているお子さんが、早く外に出たくてドアを開けようとしています。


こんな時、どんな言葉をお子さんにかけるのが有効でしょうか。


「車が通るから、一人で外に出たら怪我しちゃうかもしれないよ」

「お母さんと一緒じゃないとおうちに帰れないよ」


子どもに何かを諭す時、私たちは得てして「こうしたら良いことが起きる」ということよりも、「それをすると良くないことが起きる」ということを伝えがちです。


これは「あなたのやることは全てうまくいかない」と呪いの言葉をかけるのと同じことです。もし教室に通って日が浅いお子さんだとしたら、上記の言葉をどのように受け取るでしょうか。


まだ文章で理解することが難しかった場合、「怪我をしちゃう」「おうちに帰れない」という怖い言葉だけが耳に残る可能性もあります。


そうすると、こちらとしては「もう少しお母さんを待って、一緒に帰ろうね」という事を伝えたかったのに、お子さんにとっては「教室に来ると何か怖いことが起きる」というネガティブな内容に変わってしまいます。


特に「おいて行かれる」「一緒に帰れない」という言葉は、私たちが思っている以上にお子さんを不安にさせるものかもしれません。

そのことに気づかないまま同じような声かけを続けていってしまうと、お子さんにとって教室は不安な場所になってしまい、最終的には行くことを拒むようになってしまう可能性もあります。


今回は教室でのことを例に挙げましたが、ご家庭に置きかえて、自分が使っている言葉は「良くないことが起きる」ことを前提に発していないか、一度意識してみてはいかがでしょう。


例えば「宿題が終わらないと夕ご飯にしないからね」を「宿題が終わったら、みんなで夕ご飯食べようね」に変えるだけで、かなり印象は変わると思うのです。


ネガティブな言葉は怒りや攻撃的な感情を生んでしまい、お互いに負のスパイラルから抜け出せなくなってしまいます。


「なんで言う事聞いてくれないの?」「どうしてわかってくれないの?」と辛くなった時は、使っている言葉がその状況を作ってしまっているかもしれないことを思い出してみてください。


明るい表情は明るい言葉が作ります。

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