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開いた本

きらり あっとほーむ からのお知らせ

【指導員コラム】一枚のシールで

年長の男の子とひらがなのドリルをやっていた時のことです。


イラストの表情から感情の単語を選ぶ課題で、怒っている男の子・泣いている男の子、少し離れて笑っている男の子の絵が描いてありました。


表情に合った単語シールを貼った後で、


「なんでこの子は泣いているのかなぁ?」

「隣の男の子に怒られたのかも」

「じゃあ、怒っている男の子はいじめっ子なのかな?」

「離れて見ている男の子は面白がっているみたいね」


などと、お子さんと指導員であれこれ状況を想像してみました。


ドリルを終えて花丸をつけたら、片面につき1枚「がんばりシール」を貼ります。


食べ物や乗り物、人物・動物などいろいろな絵柄があるのですが、お子さんは「蟹」のシールを選んで、泣いている男の子の足元に貼りました。


「蟹がかじったの」とお子さん。

「あ!」と私は思わず声を上げました。